ひね物は美味しい


素麺は製造後すぐ食べるより何年か寝かせた(熟成)ほうが美味しくなります。
一年以上寝かせしますと、麺内の酵素の働きによって油気が抜け、麺が締りコシが強くなります。この熟成した麺を「古物(ひね物)」といいます。麺が細いほど熟成期間を長くすることでより一層コシが強くなり風味が出ます。(賞味期間は製造日より3年です)。
一方、冷麦・太目の素麺は長期間熟成させますと、麺が固くなりすぎて弾力が少なくなり食感が悪くなるようです。
湿度や温度の管理に注意して上手に保存することで、より一層美味しく召し上がっていただけます。


素麺ゆで方


大きめの鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させます。そこへ素麺をパラッと鍋に広げるように入れます。箸でゆっくりとかき回してください。途中お湯がふきこぼれない程度に火力調整をして2〜3分でゆで上がります。(素麺の太さで加減)。ゆで上がったら、すばやくザルにあけ冷水をかけ流し、冷やしながらもみ洗いします。水切りをして出来上がりです。
※ゆで時間は麺の太さで加減してください。ちなみにおのころ糸は20秒位でゆで上がります。ゆでたでが最も美味しくいただけます。

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